りんご
かものはら果樹園のりんごとは
少しでも農薬を減らして安全で、安心して食べられるリンゴをお届けしたいと思っております。
暖地リンゴは、東北で作るリンゴとは違う特徴があります。病害虫が多いので、どうしても見た目があまりよくありません。しかし、樹上に12月まで置けますので、完熟した糖度の高いリンゴを届けることができます。
農薬を極力減らして美味しいりんごを安心・安全にお届けする事が私の思いです。
11月からリンゴ狩りも行っています。ぜひおいでください。
りんごへのこだわり
かものはら果樹園では自然の恵みに感謝し、自然の力をお借りしてりんご作りに従事しています。自然の力を無理なく、無駄なく使用出来るように様々な取り組みを行っています。
「土壌作り」「防除」「栽培管理」
美味しいりんごを栽培する為に努力は惜しみません。
徹底した食品管理のもと皆さまにこれからも安心して食べていただけるような作物作りに励んで参ります。
りんご栽培に適した土壌作り
害虫に強く、丈夫な木を育てる為に当園では土壌分析を定期的に行っています。畑ごとの土の状態を定期的に分析し現状を把握することで足りていない必要な成分を明確にし過不足無く補う事が可能になります。
ミミズや微生物が生きた土壌を保つ為に除草剤は一切使わずに草刈りを行います。
また、肥料は科学肥料を使用せず有機質のものを使用しています。自然の摂理に従い健康な土壌作りを行っています。
無農薬の徹底
国や県が推進する「予防一辺倒の防除対策」に対して弊社では、多少の虫や病気が発生しても必要の無い農薬は使用していません。
大きな損害に繋がる場合は止む無く使用する場合がありますがその際は残留性の少ない農薬を使用し希釈して使用しています。
防除計画はその年の状況に応じて検討し、記録しています。また害虫の数を減らす事を目的としたホウ虫(カメムシ)と夜蛾避けの黄色ナトリウム灯の設置に積極的に取り組んでいます。完全ではありませんが有効です。夜蛾はほとんど被害が出なくなりました。
夜蛾避けの黄色ナトリウム灯
ホウ虫(カメムシ)と夜蛾避けの黄色ナトリウム灯です。元弥富中学校教諭の大木克行先生に紹介してもらいました。
黄色ナトリウム灯を点灯しました。
ホウ虫はリンゴの大敵です。5月初めにはリンゴ園に飛んできています。農薬をなるべく使いたくありませんので、光で忌避する方法をとっています。
完全ではありませんが、有効です。夜蛾はほとんど被害が出なくなりました。
りんごジュース
収穫したりんごを使って当園オリジナルのりんごジュースを生産しています。
他社に委託加工し、完全100%な当園オリジナルりんごジュースです。
とても濃厚で瑞々しい味わいです。
ドライりんご
収穫したりんごを使って当園オリジナルのドライりんご(干しりんご)を生産しています。
当園オリジナル商品として、ドライりんごを販売しています。
味わい深く、とても美味しいですよ。
りんご狩り
農薬を使っていないこだわりのりんごのりんご狩りを実施しています。
農薬を使用していないりんごは遠方のお客様からも人気です!県内はもちろん、福岡や広島など県外の方もプチ旅行気分で、りんご狩りにお越しになられます♪
少しでも農薬を減らして、安心して食べられるリンゴをとどけたいと思いながら日々育てています♪
かものはら果樹園のりんご狩りをお楽しみください(*^^*)
園主・スタッフ一同お待ちしております!
園主からりんごのお話もきくこともできます♪
りんごの品種
当果樹園では様々なりんごを栽培しています。
シナノレッド、つがる姫、シナノスイート、ふじ、おいらせ等が主な品種となります。また、王林、さんさ、あきばえ、世界一、こうたろう、新世界、あずさ、ローズハスク、紅玉、こうこう、はるかなども過去栽培した事があります。
リンゴの栽培面積は50a(1500坪)。約150本の木が植わっています。
シナノレッド
ナノレッドの果実は200~300g程の大きさで、果皮の地色は黄緑,果皮を被う色は赤,色の強さはやや濃く縦じまのまだらに色付き、完熟すると全体に真っ赤になります。サビはほぼ無いと言って良いくらいで、ワックス成分は少ないです。
果肉は黄色っぽい白で適度な歯ざわりがあり、甘味、酸味共にあまり強くはありませんが、やや酸味が強く感じる傾向にあり、ジューシーで夏にはぴったりのさっぱりとしたリンゴです。
つがる姫
普通「つがる」よりも約1週間早く収穫できる品種です。
果重は300〜350gくらいで果形は長円形です。果皮は着色はじめから縞が入り、次第に全面へ着色し、美しいし底縞になります。果肉は黄白色で、硬く、でんぷん抜けも早く、食味はよく、日持ち性もあります。
糖度16%位で普通「つがる」よりもやや硬く食味が良いです。
シナノスイート
甘味の強さと鮮やかな赤色が特徴です。
甘くてシャキシャキとした食感が特徴で、長野県を代表する品種の1つです。ジューシーさと濃厚な甘味が、子供から年配者まで、幅広い層に人気です。 適度な硬さでかじった時に果汁がほとばしるほどジューシーです。甘味はほどほどですが酸味があまり感じられないため全体に甘く感じます。
果肉には果汁が多く、糖度は14~15%ほどですが酸味が穏やかなため、柔らかい甘みが前面に感じられる味わいです。
ふじ
国内生産量ナンバーワンのりんごです。甘味と酸味のバランスが絶妙です。
甘味・酸味・歯ごたえの三拍子が揃った人気品種であり、蜜が入りやすく、果汁もたっぷりです。
「ふじ」と「サンふじ」の木は同じものですが、生育期にりんごに袋をかけて栽培したものを「ふじ」、袋をかけないで栽培したものを「サンふじ」と呼んでいます。
袋をかけて栽培した「ふじ」は収穫直前に袋を取り外しますので、色づきが良くなります。袋をかけないで栽培した「サンふじ」は太陽の光をたっぷり浴び、風雨にさらされて育ちますので、多少表皮が荒れますが、ビタミン・ミネラルも豊富になり、りんご本来の豊潤でコクのある味になります。
おいらせ
蜜入りの大玉になる事や、増殖が難しく栽培者が限定され生産量が極僅かなため希少性が高く高級リンゴとなっています。
果重は350〜450gと大玉です。果形は円錐型、果皮は光沢のある濃紅色で、軽い葉摘みで容易に着色します。
果肉は淡黄色で酸味が少なく香りもあり、糖度16〜18%くらいと甘く食味良好です。蜜入りがよく、ほとんどの果実に細かに生じ、霜降り牛を思わせるほどの蜜が入ります。